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スイーツ開発の初手【予算10万円】試作1回パックの内訳とは
2024.3.7 更新
スイーツ開発の初手【予算10万円】で行う「試作1回パック」の内訳とは。まず開発の第1歩として「机上の空論」の状況から脱することが重要で、これをしないと話が始まりません。
試作を1回実施する際の費用内訳(特に当方で採用している3点比較法)について、ご案内致します。経験20年超えのスイーツ技術コンサルタントがまとめてお伝えします。
目次
架空のスイーツを、現実化させます
△【酒粕】を練り込んだ試作品スイーツ
・こんなお菓子があったらいいな
・自社の○○を練り込んでほしい
・マネしたい商品(ベンチマーク)がある
開発アイデアはいくつかあるものの、手元に現物が存在しない状況から、実際にご試食品が手元にあることで、見た目や味、質量がリアルに感じられ、出来栄えをチーム共有できるようになります。
小さな事のようですが、実は大きな1歩です。やはり頭の中でアレコレ思案しても話は進まず、結局やってみないと確かな事は分かりません。
ちなみに当方で実施している「レシピ構築+試作代行1回パック(3点比較法)」はご予算10万円+税なのですが、試作1回でご試食品が3品ございます。
他開発機関の多くは「試作1回・1品」なのですが、それですと1品、味見をして「どうですか?」と感想を求められても、なかなか回答が難しいんですね。良いような悪いような...といったところで的確なコメントが出せないと思います。
そこで有効なのが、次でご覧いただく「3点比較法」です。
試作1回・3点比較法のメリット
△試作3点分のレシピデータを全てお付けします
当方の試作1回には、試食品が3品付きます(レシピデータも3つ)この3品は「微妙に違う3パターン」でして、仮にAパターン、Bパターン、Cパターンと砂糖の量を「多い、普通、少ない」などと差を付けて、ご用意します。
試食品が3品あると1品の場合に比べ、AよりBの方が良い、BとCの中間くらいが良い...など意見が具体的に出やすいのです。また3品の中から最も良かったレシピが勝ち抜いてから、次の試作に入るため、回数を重ねるごとに理想に近づき、試作迷子になることが防げるのです。
試作1回・10万円のサービス内容一覧
△トップクリエイターの試作1回を買う
( )内単位:万円
◆試作1回(3点比較法にて)◆
進行管理費(2)
レシピ構築(1)
レンタルキッチン(1)
試作代行(1)
3レシピデータ(1)
材料分析・選定・手配調達(1)
材料購入費(1)
アドバイザリー面談(2)
着手後、ご試食品の納品まで、およそ1か月かかり、平均3回試作で商品化のための本番レシピが決まります。こだわりが強いと試作回数が嵩むため費用と期間が増します。
※ムダなく貴重な試作1回を効果的に進める3パターン比較法とは?(←なぜ試作品が3パターン届くのか、ご覧いただけます)
【試作1回】の精度はどこも一緒ではない
「試作1回」の認識についてですが、パティシエの腕はピンキリで単純な回数での比較はできません。試作はゴルフに似て試作回数(打数)の少ない方が上手ですので金額が安くても試作回数が多いと意味がありません。
つまり優秀なレシピ構築専門家(クリエイター)の1打は高くて当然で、金額は過去の成績結果で判断します。
・過去の実績は?
・試食品は1品?3品?
・レシピは付いてくる?こない?
・コンサルは付いている?いない?
・商品化率はどの程度?
▷パティシエの格付けによる 試作1回の価値の違いを比較しよう(←タップすると開きます)
試作1回費用スイーツ商品開発・まとめ
当方で最初にお勧めするのが「試作1回・3点比較パック」です。その内容と費用について、ご紹介致しました。
他所で20回試作しても実現しなかったものが、当方で1回で決まった、という事例もあるほど、在籍しているパティシエの腕は確かです。
当方では高い商品化率と、キメ細やかなアシストサービスをモットーにお届けして参ります。これを支えるのは「こそだて世代」のパティシエの働きです。
MOTHERSWEETS®というチームで活動しており
・こそだて世代のパティシエが
・プロ目線で
・我が子に本当に食べさせたい
・安心で美味なスイーツ
のご提案を得意とします。
LINEから「商品開発」とコメント送信いただき、具体的な ご相談内容をお聞かせ願います。
登録だけですと、ご用件が分からないので、ぜひコメントをお願いします(^.^)
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)24年在籍している珍獣です。菓子と現場の人づくりスイーツコンサルタント。
つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)
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