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スイーツメニューの原価計算対策・値決めの考え方ポイントおさらい
スイーツメニューの原価計算対策【値決め】考え方のポイントの、おさらいページです。通常、原価ってどの位なの?売値はいくらにすれば良い?人件費、光熱費に加えて
ロス分や広告費など見落としがちな費用も含めて丸ごと点検してみませんか?経験20年超えのスイーツコンサルタントが【商品売価】について分かりやすく、まとめてお伝えします。
目次
原価とは何か?
大きな括りで【原価】と呼ぶコストの中身は「材料原価」と「製造原価」の2つに分けられます。材料原価は可食材料そのものの費用だけ、製造原価は「材料原価+人件費や光熱費、設備費」など製品を作るのにまつわる費用を加算して考えます。これが大まかな原価の考え方です。
標準の「原価率」ってどの位?
原価率とは、商品の販売価格に対して原価の比率がどの位か、の目安です。標準は「3割」と言われています。状況により原価率は変動します。
見落としがちなコストをチェック
製造原価と売値の差で利益を出すのですが、ここで見落としがちなコストを確認する必要があります。どのようなコストがかかるのか洗いざらい書き出してみることをお勧めします。
例えば、原料や半製品、完成品、包材などの「保管料」(倉庫代)がかかるなど、想定外の出費が後から発覚すると利益損失となり経営のリスクが高まります。
原価と売価の考え方について
近頃の材料高騰の流れもあり安易に低く値付けをすることは、お勧めしません。またコストをしっかり踏まえて値決めをしないと利益も出なくなってしまいます。プロに開発を依頼するというのは、そのような損失(リスク)を未然に防止する点において
損失額>依頼料となるため、お金がもったいないから自分でやろう!という考えは、やや怪しいかなと思います。LINEからご相談内容をお聞かせ願います。(月江直通で自動情報配信ではございません)
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。3年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)25年在籍している珍獣です。スイーツ技術コンサルタントとして活動中。
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