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売れるスイーツ商品を開発するのに１番大切なたった１つの視点とは
売れるスイーツ商品を開発するのに１番大切な視点とは。「売れている商品」をマネしたい！という、お問い合わせを頻回で頂戴します。その際に喩え話で出させていただくのが「トロッコ列車」です。
トロッコ列車には箱型車両本体と「レール」が必要ですが…ほとんどの場合に「箱型車両本体」ばかりが注目されます。これがちょっと問題なのです…経験２０年超えのスイーツコンサルタントが分かりやすくまとめてお伝えします。
目次
トロッコ列車は「レール」がないと走らない
トロッコ列車とは「箱型車両本体」と「レール」で形成されています。レールがあって初めて車両が走れます。走るトロッコ列車にレールが必要なのと同じで、売れるスイーツにもレールが要ります。
他所で売れているスイーツ（可食部）さえマネすれば同じように売れるだろう！というのは間違いです。マネするのであれば「レール」の部分まで全て再現する必要があります。
考え方としては、お菓子本体が箱型車両で、レールは「そのスイーツが持つ物語」です。レールが良い感じに敷けた上で初めて箱型車両であるスイーツ本体が走り出す（売れだす）のです。
売れるスイーツは「レール」が秀逸
ここまでご覧いただき、単にスイーツ本体があってもダメなのか…ということはお分かりいただけたでしょうか。必ず箱型車両とレールはセットで要ります。つまり「売れる商品作り」＝「いい感じのレール作り」という図式になります。
良いレールさえ敷ければ、箱型車両を乗せた段階で自走しやすくなります。反対にどんなに素晴らしい箱型車両を作っても（持っていても）レールが無かったら全く走れない（売れない）わけです。
・どこにレールを敷くか
・広範囲にレールを敷くのか
・どのような車両を乗せるレールなのか
どうしてもスイーツ本体の味の美味しさや審美性に目がいきがちですが「まずはレール！」の視点を持つ事が最も重要です。
レール作りの視点が最も大切
レール作りとは「スイーツの誕生物語」を紡ぐ作業です。これには時間がかかります。そこで当方では「MOTHERSWEETS®」（マザースイーツ）というブランドを提唱しております。
こそだて世代のパティシエが
プロ目線で本当に我が子に食べさせたい
安心で美味なスイーツを手掛けました
このような物語が付加されることにより「お？ちょっと気になる」「食べてみようかな？」という気持ちになりやすい。物語が「レール」の役割を果たしてくれています。
レールはともかく美味しいスイーツ本体は当方へお任せいただければ簡単にご用意が可能です。
売れるスイーツの重要ポイント・まとめ
「売れるスイーツ開発」＝「レールの構築」という図式が非常に重要で、箱型車両は二の次で大丈夫です。つまりスイーツには物語が必要なのです。
MOTHERSWEETSチームは物語の創造からお手伝い致します。ＬＩＮＥからご相談内容をお聞かせ願います。（月江直通で自動情報配信ではございません）
◆月江 瑞穂（つきえ みずほ）と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。１０年続ける人が、わずか１％しかいない菓子業界に（こそだてしながら）２４年在籍している珍獣です。スイーツ技術コンサルタントとして活動中。
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