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地域雇用活性化推進事業(国の支援)を活用したスイーツ商品開発実例

2017.06.11 2021.8.12 更新

地元農産物を使用したスイーツの商品開発で「地域雇用活性化推進事業」を活用した実例をご紹介します。支援..つまり金銭面の大部分を負担してもらえる厚生労働省の雇用対策を利用しています。

もしかすると「自然災害地域」「雇用機会不足地域」「人口減少地域」は該当する可能性があります。国の支援を活用したスイーツ商品開発を経験21年のスイーツコンサルタントがお伝えします。

目次

地域雇用活性化推進事業とは・詳細は?

▲厚生労働省のサイトから引用

(本文抜粋)雇用機会が不足している地域や過疎化が進んでいる地域等による、地域の特性を生かした「魅力ある雇用」や「それを担う人材」の維持・確保を図るための創意工夫ある取組を支援します。 (地域雇用活性化推進事業は、地域雇用開発促進法(昭和62年法律第23号)等に定める事業です。..

と公式ページに記載があります。今回いただいた案件は栃木県「もてぎ道の駅」のスイーツ開発です。もしかすると「道の駅」であれば、「茂木町」以外でも国の支援が受けられる条件に該当する可能性があります。

地元農産物のスイーツ開発はどんな感じ?

▲フルーツの冷凍・加工品類、生米粉など

栃木県「もてぎ道の駅」さまから、スイーツ試作用に地元農産物をお送りいただきました。季節のフルーツが新鮮な状態で瞬間冷凍されたもの、フルーツ酢として加工したもの、ジャム・ソース類に加工したもの、加えて自家製粉された「生米粉」もあります。(茂木町で作られたお米を使うこだわりぶり)

素材が素晴らし過ぎて試作する「職人冥利に尽きる」と同時に、スイーツに「素材を最大限活かす」作業はプレッシャーでもあります。素材が良いほど言い訳できないですから。

茂木町 商工観光課 雇用定住チームと共に

▲町の雇用チームと もてぎ道の駅スタッフさん

今回携わらせてもらっているスイーツ商品開発ですが、主目的は「スイーツで雇用を生む」ことです。そこでスイーツ開発は、ご依頼者の「もてぎ道の駅」だけでなく「茂木町の雇用定住チーム」が加わり進んでいます。町を挙げての真剣な取り組みなんですね。この姿勢が無いと国の支援を受けるのは難しいのでしょう..

国から支援される理由は「地域雇用活性化推進」ですので、①新スイーツ開発→②そのスイーツが売れる→③スイーツ製造販売にまつわる雇用が生まれる。そんな流れを想定しています。「雇用を意識したスイーツ開発」ということですね。

実際、現状の「もてぎ道の駅スイーツ」製造のほとんどを地元の65歳以上の方々で回しているとお聞きしました。そこで当方からご提案するスイーツも製造工程を加味したもの(難しい職人技術を使わず、安定生産できるもの)となります。

国の支援を利用したスイーツ開発・まとめ

アバンパソコン顔

国の支援を活用したスイーツ開発には必要な条件があるため、誰でも該当するわけではありません。それでも町を挙げて挑戦できるか1度検討してみる価値はありそうです。

その際、スイーツ開発の実働として①地元農産物を活かす②既存の施設を活かす③人材能力を活かす、などでしたらお手伝いできると思います。

LINEで「助成金スイーツ開発」とコメント送信いただき具体的なご相談内容をお聞かせ願います。

登録だけですと、ご用件が分からないので、ぜひコメントをお願いします(^.^)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)21年在籍している珍獣です。菓子と現場の人づくりスイーツコンサルタント。

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