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スイーツ商品開発の【ブランド】作り・4つのポイントとは

2018.11.14 2024.1.23 更新
スイーツ開発案件に関わらせていただく度に、世の中にコンテンツが溢れすぎているなあと思います。そして「ブランド」の強さを思い知らされます。これまでいくつかの案件を見てきて、どうやら「型」のようなものか存在するように感じています。

① 個人的(人間的、オタク的)であること
② 古くならない(流行を追い過ぎない)こと
③ 極端(中途半端でない)であること
④ 世界(海外進出できる)に繋がっていること

『①個人的であること』に関しては「個人的な商品を作らないと、やってられない」(己の気持ちを後回しにして、全然売れないと続かない)商品を届ける「最後の粘り」を各部署が生み出す為にも、私的な希望や下心が内包された方が良い。

『②古くならないこと』は、時間をかけて作ったものが古くなると、その商品を作るのに費やした時間が無駄になるので、最新テクノロジーと上手に付き合いながら、古くならないモノを作る必要があると思われます。

『③極端であること』例えば、素材を作る農家さんと個別にやり取りする手間だとかは、AIが勢力を得る時代には大切な差別化になると思っています。また製作費用を規格外にかけた商品(予算回収を別で行う商品)ができれば理想的で、製作費と利益が均衡する限界ライン(=経済合理性限界曲線)を超えた商品が圧倒的に異質で、皆の目にとまり、そして「この商品を完成させてあげたい」とか「この商品を周囲に知らせたい」という応援に繋がっていくように感じます。

『④世界に繋がっていること』は、日本の歴史や特長を活かして世界進出できるようなものを構築することです。日本だけを商圏にするより、始める段階から世界を踏まえて着手する必要があると思います。

スイーツで溢れたこの現代において、お客さんに残された消費の選択肢は素敵な取り組みによる「応援消費」や「推し活」ぐらいしか無いんじゃないか、と思っています。超大手を除くと目立つのが難しくなっている感じです。

ここから求められるのは「推しの対象になること」が肝だと思います。

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