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結婚、子育て、パティシエールを続ける方法・46歳、息子10歳になった今

2018.4.24 2020.7.16 2025.11.1 更新

結婚、子育てを経て菓子業界やパティシエールを続ける方法はあるのか?私46歳、息子10歳になった今までの振り返りと、子育てがひと段落したこれから先、未来の展望について。

過去どんな失敗や試行錯誤があったのか、工夫した点、意識した事など経験25年越えのスイーツ技術コンサルタントが分かりやすくまとめてお伝えします。


▲パティシエールは結婚(出産)したら相談できる環境が乏しい。コロナ期間は保育園も無く育休も延長。復職のメドが立たないとのご相談がありました

◆ そもそもパティシエは1年で7割辞めるのは本当か?30歳パティシエールの残存率は?


製菓学校卒業後パティシエの離職率は1年以内で約70%、3年で約99%とも言われています。(パティシエ転職サイトから引用)。それでは結婚して、ましてや『こそだて』しながらパティシエ職を続けるのは無理なのでしょうか。


◆ 結婚後もパティシエール(菓子業界)を続けるために仕事内容を精査する


パティシエの仕事と言えば、すぐ思い付くのがお菓子を「作る」だと思いますが、「 」内に他にも動詞をはめ込んでみて下さい。例えば私の場合は、菓子を「教える」「伝える」と変換することでフリーランスのパティシエとして独立しています。

他に「 」に入る動詞には売る広める考える調べる管理する・運ぶ・食べる、等々ご自身でお試し下さい。つまり菓子を作るだけがパティシエールの仕事と決め込む必要はありません。

むしろ「作る」を当てはめてしまう事で、こそだて世代には不利になります。好きなだけ仕事に没頭できる時間のある人ほど沢山の菓子を生産できるので物理的に有利だからです。結婚したら家庭を大切にしたかった私は「作る」以外の動詞を探して現在に至ります。

それでもどうしても「作る」のが好き!という方向けには、技術力を増すことで必要とされましょう、即戦力になりましょう、という主旨の【技術習得20時間集中講座】もご用意しています。



製菓業界誌(2020.3月号)で当時取り上げてもらった結婚したパティシエールの働き方について。

▶「世界の菓子PCG」~女性の働き方を考える~


 

◆ 結婚後の労働時間・息子幼稚園時代の実体験談


家族 > 仕事


結婚したら家庭優先でパティシエ職を続けたい方へ、私の当時の1日の仕事スケジュールと1週間の流れをご紹介します(平日10:00~17:00実働6時間・週32時間労働)


♡日曜日=家族で過ごす日 ★土曜午後=こどもと過ごす時間

 

こどもを犠牲にして申し訳ない気持ちや、夫に気兼ねしながら、そわそわしてまで仕事はしない、と決めています。家族優先でも菓子業界の仕事を続けていけます。
▼《1日5分聴くだけ・生クリームデコレーションドリル》ラジオのように「ながら」で聴ける。動画でなく音声です。忙しく両手が塞がっていたり他に作業しながら、いつでも技術は磨けます。


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