Blog 読むとツキがあがるブログ
- CATEGORY
「海外で和菓子を作るなら」知っておきたい商品開発の法則

「海外で和菓子を作るなら」知っておきたい商品開発の法則について。1、現地の主原料。2、気候。3、添加物規制。3点は最低限チェックする必要があります。
他にも想定する客層によって、押さえるべき基本法則があり、それを無視して上手くことはありません。経験25年超えのスイーツ技術コンサルタントが分かりやすくまとめてお伝えします。
目次
- ○ 海外で和菓子、和素材スイーツを展開
- ・大福(もち菓子)を海外展開するケース
- ・1,原料の選定・調達
- ・2,気候の確認
- ・3,添加物の規制
- ・4、人種、宗教、文化、習慣
- ○ 海外での和菓子開発・事業展開についてまとめ
海外で和菓子、和素材スイーツを展開

このところ、和菓子や和素材で海外展開される事業が増えていて関連案件で話を頂戴する機会が増えました。そこで実例を交えながら(具体的な部分はボカシてお伝えしています)留意すべきポイントをお伝えしたいと思います。
大福(もち菓子)を海外展開するケース
今「抹茶」が世界でブームになっているようですが、それに併せて「もち菓子」も人気を博しているようです。特に日本の漫画に登場する菓子類は、海外の方々から憧れ、1度は食べてみたい、と思わせる魅力があるようです。
今回は具体例として「大福」をテーマにお話しします。
1,原料の選定・調達
もし現地で原料が調達できれば、多くの場合はそちらを優先します。日本でしか入手できないものであれば運んでくるしかないケースもあります。
大福であれば、現地に「もち米」があれば、日本の大福を再現するための挑戦をすることが可能です。ただし、日本の餅米と、現地の餅米は品種も違えば、農法も違っていて、性質が全く異なりますので、諸々の調整が必要となります。
また、忘れられがちな重要材料が「水」です。和菓子は水を売る商売、とも言われていて、現地の水でどのような仕上がりになるかを確認する必要があります。
水に含まれるミネラル分で餅菓子のコシやべた付き、柔らかさなど、大きな影響を及ぼします。
2,気候の確認
現地の気候を確認することも大切です。その土地が暑いのか、寒いのか。乾燥しているのか、ジメジメしているのか?餅菓子が乾きやすかったり、かたくなりやすい、カビが生えやすい環境など
温度・湿度は菓子の生産効率、日持ちや仕上がりに大きく影響します。
3,添加物の規制
日本のレシピを海外に持ち込んでも、多くの場合「添加物」で引っかかってしまいます。日本でOKだった添加物が、海外では規制されているケースが多いです。
すると、餅の柔らかさを保つ添加物、日持ちを向上させる添加物、冷凍耐性を高める添加物、など使えない場合に、どのような対処をするか検討する必要があります。
4、人種、宗教、文化、習慣
海外で和菓子を展開する際には、その国を深く知る必要があります。顧客の人種によって歯型や唾液量が日本とは異なるため、サイズけ形状をカスタマイズする必要があったり、
宗教上の問題でタブーとされる素材や、色、形、ネーミングが存在するケースもあります。
また特有の文化、風習があって、それにマッチすれば非常に売れる場合もありますし、反対もあり得ます。いすれにせよ、該当国の文化や歴史を知る必要があるのです。
海外での和菓子開発・事業展開についてまとめ

日本の文化を知ってもらうために、和菓子の海外展開は素晴らしい事だと思います。その際に現地の文化も勉強しつつ、上手に融合させる作業が必要になってきます。
〇〇はどうしよう等と「悩む時間」を費やしても「行動」が、どんどん遅れてしまいます。それより必要な行動に絞って戦略通りに効率良く動く方が確実に結果が出ます。
うーん、これを聞くべきか…?迷った時点でLINEから、お気軽にご相談下さい(月江直通で自動情報配信ではございません)
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。3年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)25年超えで在籍している珍獣です。スイーツ技術コンサルタントとして活動中。
つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)
ブログ一覧から「商品開発含む 全500記事」を閲覧できます。 ↓ ↓ ↓

