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口金はどれを選べば良い?道具を購入する際のポイントまとめ
「口金」はどれを選べば良い?製菓用道具を購入する際のポイントまとめ。まずはじめに「目的」を明確化します。
自主練習用なのか、製品作りで使う備品なのか、初心者向けか、上級者向けか、限られた期間での消耗品か、一生物の道具として迎え入れるのか?経験20年超えのスイーツ技術コンサルタントが分かりやすくまとめて、お伝えします。
目次
口金を使うシーンを明確化する
口金他、いかなる道具類を購入する際もポイントは「使うシーンを明確化」することです。どの道具が最適か?は以下のようなシーン別で変わります。
1、自主練習用なのか、商品作りで使う備品なのか
お稽古用なら手始めにお手軽な物でも可
実際の商品に使う物なら、それなりの品を
2、初心者向けか、上級者向けか
口金にも難易度があるように、各種道具類にも扱いやすい物から、慣れないと難しい物まで様々あります。使う方の技術レベルに合わせて購入します
3、限られた期間での消耗品か、一生物の道具として迎え入れるか
一般向けの体験レッスンを開講する、イベントで1回だけ使う、これからもずっと使い続ける、など使用頻度でも道具類の選定は変わります
何を絞るのか決める(クリームの種類)
口金の場合は「何を絞るか?」によっても、口金形状の向き、不向きがありますので、それを踏まえた上での選定が必要です。もちろん絞り出すペーストの状態は良い物を、ご準備いただくのが前提となります。
それぞれダマがないもの、滑らかで伸びのよいかたさ、適度な保形性に調整、維持できることが「プロの技術」でもあります。(テクニックに関しては前提をクリアーした以後の問題です)
1、生クリーム、バタークリーム
2、ガナッシュ、各種スプレッド
3、芋、栗、餡などペースト
4、クッキー他、焼成生地
まずは「棒絞り」をして確認する
口金(道具)を購入したら本格使用の前にテストします。
1、向きのある口金、無い口金
丸口金・星口金などは向きがありません
サントノーレ、バラ口金などは向きがあります
2、立てる口金、立てない口金
上記口金では丸と星口金は立てない口金で
サントノーレ、バラは立てる口金です
3、パイピングシートを参考に、まず棒絞りします
まっすぐの棒絞りをすることで、使い心地(技術習得度合い)を確認します
▷参考となるパイピングシートはこちら(←タップすると開きます)
口金&道具選びの際のポイント・まとめ
道具の選定については、お菓子作りを始められた、またはこれから始める段階で多くの方から、ご質問いただきます。そのお返事は一概に言えないことが多く「状況による」というのが本音です。
実際には丁寧なヒアリングの上で、お答えするのが1番ですが、一般的な部分を記事内でまとめてみました。どうぞお気軽にLINEからご相談下さい(月江直通で自動情報配信ではございません)
ライブ配信やブログ記事内に加筆する形で回答致します。お急ぎの場合はレッスン受講をご検討下さい。
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します
パティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)25年在籍している珍獣です
つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)スイーツ技術コンサルタント
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