Blog 読むとツキがあがるブログ
- CATEGORY
【2023年実技試験終了】2024年洋菓子技能検定に向けての準備と対策

【2023年試験終了】年1回の技能士試験は、次回2024年の年明けに実施されます。洋菓子技能検定対策1番のおすすめは「1年前」に準備を開始すること。バレンタイン終了後からが狙い目です。
公式ページでは教えてくれない「受験対策」について経験20年超えのスイーツ技術コンサルタント(洋菓子1級技能士)がまとめてお伝えします。
目次
- ○ 合格率を高めるには1年前から計画を
- ○ 受験申請は必須(10月頭受付)
- ○ 手始めに何する?練習メニューの全体像
- ・チョコがけ練習(ショートニング使用)
- ・昨年の受験者から情報を入手できれば有利
- ○ 技能検定攻略法・まとめ
合格率を高めるには1年前から計画を
△仕事と試験練習を両立させるスケジュール
パティシエさんの実務は忙しいため年間計画を立てるのがおすすめです。技能検定試験は1月(実技)2月(学科)と続きます。
一般的な菓子店は11~12月でクリスマスの超繁忙期を迎えます。10月はハロウィンがありますし、9月は食欲の秋フェアでお菓子が売れます。
つまり試験間際で慌てても練習時間はほぼ取れません。1年前から「勤務先の定休日が何日あるか」「就業時間後に練習可能か」「試験当日休めるのか」など確認が必要です。
バレンタイン終了時から始動し、夏場に8割方合格できるラインまで持っていけば安心。その理由は以下で記します。
受験申請は必須(10月頭受付)
△受験料を納める前にできてほしいレベル
技能検定を受験するには事前申請が必須です。例年10月初旬に1週間程度の短い申請期間があります(これを逃すと受験できません)
その際、受験料(2万円以上)が無駄にならないよう
上の画像程度(8割方合格)のレベルに到達している状態がベストです。
手始めに何する?練習メニューの全体像
△試験直前:本番材料での練習で最終調整
手始めは
【春~夏】ショートニング練習
【秋~試験直前】(涼しくなった頃)通し練習
夏場に本番材料(チョコレート)で練習しても冬場と状況が違うため効果が薄いです。受験申請前まではショートニングで以下の練習を進めます。
①基本の絞り練習(図面をなぞる)
②間合いの練習(図面を横に置く)
※「間合いの練習」については以下の記事参照
▷洋菓子技能検定に必要な「間合い技術」とは?ぶっつけ本番が効かない理由(←タップすると開きます)
チョコがけ練習(ショートニング使用)
△ショートニングでチョコの代替可能
本物の材料を使わずとも大概の練習ができます。
▷技能検定の質問をしたい!サクッとお悩み解決LINEグループご招待(←タップすると開きます)
昨年の受験者から情報を入手できれば有利
△寒冷地での1級受験者さんコメント
実際の受験者さんから、生のアドバイス(生きた情報)をもらえるのが1番有利です。また他の受験者さんと疑問を共有できると心強いと思います。
最近の受験会場は、換気のためか冬場にも関わらず窓が開け放たれ、作業室温がかなり低いケースがあります。その際、補佐員(係の人)に寒くて作業がしづらい旨を伝えて下さい。これは減点対象になりません。
1・2級共にチョコレート・バタークリーム・飴など作業室温は非常に重要です。練習時から「室温」を気にかけ試験当日に会場が暑すぎる・寒すぎると言えるよう気に掛けておいて下さい。
生のアドバイスや受験仲間が欲しいかも…という方は以下の記事をご覧下さい。
▷技能検定の質問をしたい!サクッとお悩み解決LINEグループご招待(←タップすると開きます)
技能検定攻略法・まとめ
技能検定試験(国家資格)は情報が閉ざされていて、より新しく、より多くの情報を持っている方が有利です。もちろん技術力は重要ですが、試験のルールを把握できていないとしたら危険です。
技能検定LINEグループ内でも
・知らずに時間ロスしてた!
・自ら不利になるように進めていた!
・仕込み法を間違えていた!
など事前に対処でき助かった~という声も続々上がっています。
LINEから「技能検定試験」のご相談をお聞かせ下さい。受験を検討中の方からコメントをお待ちしております。
登録だけですと、どのプレゼントか分からないので、ぜひ合言葉をお願いします(^.^)
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。
ナッペや絞りでプロを極めてパティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)23年在籍している珍獣です。
つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるパティシエトレーナー。
ブログ一覧から「菓子製造技能士に関する全記事」を閲覧できます。 ↓ ↓ ↓