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オンラインでのパティシエ技術研修 指導で迷わない!上手く教える方法

2019.2.5 4.1 6.3 11.29 2020.01.07 4.29 9.20
2021.7.7 2022.1.24 12.8 更新

職場内で「新人」や「部下」に技術指導をする立場の方へ。忙しくて時間がかけられない、感覚の部分は伝え辛い…とお悩みではありませんか。

そこで「教える」手間を簡単に外注してみてはいかがでしょうか。実際の指導に役立てていただいた具体例を経験20年超えのスイーツ技術コンサルタントが分かりやすくまとめてお伝えします。


▲オンラインレッスン効果あるんですか?(5分間音声ラジオ)

目次

オンラインでプロに技術指導って本当?

▲技術講習の基本は「実演」が多い
良く心配されるのが「オンライン」で技術指導なんて無理でしょ!というもの。ケークアバンチュール(当事業所)では「ナッぺ絞り技術」のプロ向けオンライン指導で好評いただいております。

実はオンラインで十分に効果を挙げることは可能でして、大きな理由の1つに当研修が「自責」(効果がなかったら先生が悪い)授業であることが挙げられます。

これは上手に教える指導者の共通点で「他責」(できない奴が悪い)の授業では、優秀な指導は期待できません。

また受講者側の経験値や器用・不器用も問題なく技術習得が可能です。違いは習得の「所要時間」のみ。

オンラインの良さは「見て覚えろ」でなく、誰にでもわかる「コトバ」で伝えること。言葉でバトンを受け取ると、次へパスする際も非常に簡単で、指導者の力量に関わらず技術継承がスムーズに行われるのも大きなメリットです。

感覚要素が大きなパティシエ技術を「どうコトバで表現するか」が最大のポイントです。

新人指導に費やす時間を無くしませんか?

△現場指導者さんのコメント
「部下に感覚で教えるのは難しい」
部下を複数人お持ちの方、リーダー的立場で指導する側にあられる方にもオンライン研修をお勧めしたいです。

簡単な流れをご説明すると「指導者さんと月江」が直接やり取りをします。「部下のできてない」部分を教えてもらい「それならAですね」とポイントをお送りします。部下へは指導者さんから「A」と指導いただき反応を見ます。

最終的には指導者さんの「部下ができない時」の「対処法」(引き出し)が増えるのが理想です。指導者が対処を覚えれば厨房内が回ります。

これはオンライン研修で、すでに実現していますので以下でご紹介したいと思います。

現役パティシエさんと確認できた効果とは

△元々ご自身が上手になりたい!と始めたものの
(以下受講者さんコメント▽)
自分ができるようになったら「他の子にも教えてあげて」となって…時には「メンバーに不器用な子がいて、どうやって教えたらいいですか?」とLINEで相談してました。自分ができるのと、他人をできるようにするのは全然違う。でも遠隔のやり取りで指導法を聞けたから良かったです(以上)
─────
その後は正式に教育係に任命され長くご活躍されているそうです。こちらの職場は元々離職率が高く「若手がすぐ辞める」とシェフが悩まれていたものの「教育係」から技術を丁寧に教えてもらえる環境が整い離職者が極端に減ったのだそう。

若手が決して高くないお給料で、長時間勤務に耐える最大の理由は「技術を身に付けたいから」。教えてもらえる機会が無い・携われる機会も無いと離職者は増えるように感じます。

福利厚生になり得る 技術研修

現場に「指導者」に該当する方が不在の場合もオンライン研修は行えます。その際はLINEのグループ機能を用いて「従業員皆様と私」で進めさせていただきます。

実例として1名の受講者さんから突然連絡があり「お店にデコレーションできる人が自分しかおらず、休みもなくて、このままだと死にます、、」「店長に話を通したので、店のみんなにレッスンして下さい」

そこから「店の従業員向け」オンライン(LINEグループ)研修が始まりました。この時の費用は会社負担で、人材育成の補助金が使えた+参加メンバーの技術が底上げされ仕事もスムーズに回るようになりました。

スタッフさんのご感想も会社負担で技術が学べる!と大好評でした。このように従業員への福利厚生の感覚で導入するのも効果的だと思います。

24時間いつでもレッスンを進められる

△スマホがあれば24時間レッスン可能
いつでもレッスンできる理由が「チャット」を使っているから。疑問・質問を好きな時に投げる→24時間以内に回答が得られる、といった流れになります。

いわゆる「何月何日の何時」という拘束時間が要らないわけです。ウチは忙しいから研修時間が確保できないよ!といった場合にオンライン研修は有効です。

各従業員のプライベート時間で個別に研修を進めれば業務に支障もありません。

私はいただいたコメントや画像から問題点が一体どこにあるのか高確率で当てていて「こうすれば改善する!」という確率の高い解決策から順に実践のお願いをしています。

誰でも同じ固定的な研修ではなく、従業員ごと個別内容ですので効果がハッキリ現れるのが特長です。

パティシエ向けオンライン技術研修・まとめ

「部下に感覚で教えるのは難しい」これは真実です。「何度見せて説明しても」できない技術者というのは実際にいます。ただ不器用と言われる人材を切り捨ててしまうと常に「人手不足」に悩むことになります。

プロ向けのオンライン技術研修というのは、あまり耳にしませんが「指導法を習う」「指導を外注する」発想はリーダーに必要だと思います。

指導者のみなさま、LINEからご相談内容をお聞かせ下さい

自動情報配信ではございません。登録だけですと何も流れてこないので、ぜひコメントをお願いします(^.^)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

ナッペや絞りでプロを極めてパティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)23年在籍している珍獣です。

つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるスイーツ技術コンサルタント。

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