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親がこどもに食べさせたい おやつ・軽食にヴィーガンマフィンの開発事例ご紹介
親がこどもに食べさせたい「おやつ・軽食」に使えるヴィーガンマフィンの開発事例です。ジャンクなおやつに抵抗のある親御さんも、これならこどもに食べさせたくなる「一風変わった食材」（エノキ茸）をマフィンにたっぷり練り込みました。
健康的なスイーツは味がイマイチ..という概念を覆す【MOTHER SWEETS】（マザースイーツシリーズ）の事例を経験２０年超えのスイーツコンサルタントがお伝えします。
目次
- ○ マザースイーツは「女性パティシエ監修」
- ○ ベース（味・食感）を決める重要性
- ・フレーバーは後から無限に増やせます
- ○ 形状を決める（大きさ・長さ）重要性
- ○ 「からだにいいスイーツ」は美味しい！！
- ○ おやつマフィンの事例・まとめ
マザースイーツは「女性パティシエ監修」
今回のご依頼は「エノキ茸」のヴィーガンマフィン。健康的イメージがあるものの、スイーツに入れるには「一風変わった食材」です。
【MOTHER SWEETS】ではレシピ構築するパティシエ自身が食べたい、我が子に食べさせたいスイーツを開発します。
もちろん味は自信を持って「人様におすすめできる」ものに狙いを定めております。
▷マザースイーツって何？パティシエが我が子に食べさせたい上質な菓子のこと（←タップしてご覧いただけます）
ベース（味・食感）を決める重要性
△試食用に材料の分量を微妙に変えた３パターン
当方では必ず「３パターン」のご試食品を用意をします。３段階で微妙に変化する、味や食感をご確認いただき納得いく「ベース」（基本レシピ）を完成させます。
完璧なベースさえ決まれば、以降の試作ではフレーバーがいくらでも増やせます。例えば「プレーン味のベース」ができれば、ココアやイチゴパウダー、抹茶を混ぜて「チョコ味」「ストロベリー味」「抹茶味」という具合です。
この時ベースが冴えないと、何を混ぜてもイマイチになるため「美味しいベースを作る」のはとても大切です。
フレーバーは後から無限に増やせます
ベースが決まれば各種
・パウダー類
・ペースト類
・固形物
などを混ぜ込むことが可能です
●パウダー類：ココア・コーヒー・野菜や果物の粉末・ハーブ粉末・昆虫粉末
●ペースト類：甘酒・野菜や果物のペースト・ソースやジャム・練りごま・ナッツペースト
●固形物：小豆餡・バナナ・甘露煮
形状を決める（大きさ・長さ）重要性
△どの型で焼くか？（形状）で味が変わる
ベース決めの次は「形・大きさ」を決めます。これはスイーツが登場する「シチュエーション」で変わります。例えば、３０代オフィス勤務の女性向けであれば
・デスクで大口を開けるのは気が引ける
・口紅が取れたらイヤ
・PCに食べカスを落としたくない..などの心理が働くと仮定します。
小口で上品に食せて、カバンに携帯しやすい、食べかけを収納しやすい、もしくは食べきりサイズなら喜ばれそうです。
その場合は「ミニサイズ」「スティックタイプ」などを試作検討します。レシピが同じでも「形」が違うと「外層」と「内層」の比率が変わります。
※外層：焼き色の付いた表皮の部分
※内層：中央の柔らかい部分
層の比率で味わいは変わるため「形状」は非常に重要で、テストして確認する必要があります。どんな状況で誰に食べてもらうのか？慎重に議論しないと商品は売れません。
「からだにいいスイーツ」は美味しい！！
△開発メンバーにチームマザースイーツも加わる
私自身は何でも食すタイプなので、ヴィーガンのスイーツを食べても「あまり美味しくない」「わざわざ食べる必要がない」といった区分にありました。
それでもマザースイーツの仕事柄「ヴィーガン」「グルテンフリー」「添加物不使用」「低糖質」「自然素材」など健康的なスイーツを口にするうちに、身体が変わってきたのでしょうか..本当に身体に良いスイーツは美味しいんです。
美味しいの一言では良く分からないと思うので、説明の解釈度を上げると「からだが疲れない食べ物」「からだが欲する食べ物」だと思います。すんなり染み込んでいく感じです。
ごめんなさい、難しいこと抜きに、小食な６歳の息子が試食品（大きなマフィン）を３個平らげました。本人の苦手な食材がたっぷり入っていると知ってもです。
おやつマフィンの事例・まとめ
スイーツ商品開発には進め方のテンプレート（型）があります。やみくもに試作回数を増やすのではなく、１番スムーズで効果的な方法を個別にご提案致します。
記事にある「ヴィーガンスイーツ」は現在進行中でして、販売が決まり次第、商品購入先をここに加筆致します。ぜひお試しいただければ幸いです。
ＬＩＮＥから御社の商品開発に関するご相談内容をお聞かせ願います。
登録だけですと、ご用件が分からないので、ぜひコメントをお願いします(^.^)
◆月江 瑞穂（つきえ みずほ）と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。１０年続ける人が、わずか１％しかいない菓子業界に（こそだてしながら）２１年在籍している珍獣です。菓子と現場の人づくりスイーツコンサルタント。
つきえ経歴（←タップしてご覧下さい）
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