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パティシエがフリーでお給料相当額を稼ぎ出し家族優先の働き方をするには

2018.1.9  2020.1.9 2022.5.4 更新

いずれ結婚・出産希望ですが仕事は継続したい。でもそれ、実現する先輩が近くにいないぞ…?パティシエがフリーランスで、お給料相当額を稼ぎ出す方法と「家族優先の働き方」をするには?

女性パティシエが結婚・出産する際の参考例としてご覧下さい。仕事の質は落としたくない、これからもスキルアップしたい!そんな気持ちで模索してきた自身の体験談をご紹介します。

 
▽《1日5分聴くだけ・音声ラジオ》忙しくて両手が塞がっている時・作業しながらお聴き下さい



▽関連記事(タイトルタップすると開きます)

 
「世界の菓子 PCG」特集記事~女性の働き方を考える~

出産後パティシエを続ける上で一番大切なこと

パティシエとして続く人・続かない人

目次

パティシエの仕事は「菓子を作る」だけ?

△バラエティーに富んだ職種の方々とお話します
実は私、フリーでお菓子の「解説」の仕事をしています。え?何それ??と思いますよね。元々は普通にお菓子を「作る」仕事で、結婚・出産後に自分で仕事を作ったんです。

これまでの経歴は…
①個人店A・工場B勤務
②製菓学校勤務
③フリーランス 総計23年

●次に仕事内容を整理

個人店A:オーブン担当
工場B:デコレーション部門
(27歳)─────────────
製菓学校:洋菓子実習・学科授業
(36歳・出産)──────────
フリーランス:パティシエ技術指導
       スイーツ商品開発
(42歳 現在)

27歳まではいわゆる「パティシエ」です。お菓子を作っていました。36歳出産までは「専門学校の先生」で授業を持たせてもらい「お菓子を教えて」いました。

つまり
「作った」経験を元に
「教える」仕事をして
「解説」を始めた、のが経緯です。

【ノートまとめ】で褒められる学生時代

△製菓学校学生時代のノート。20年以上経った今でも廊下の掲示板に貼り出してもらっています

35歳の妊娠を期に色々悩みました。
・こどもと過ごす時間が足りない
・当時15年あったスキルを活かしたい
そこで具体案もないまま、製菓学校を辞めて独立開業しました。

幸い「難しいことを簡単にして分かりやすく伝える」(ノートまとめのような)作業が得意で、人様から「説明が分かりやすい」と高評価される機会が多かった。そこで敢えて感覚的で理論的説明が難しいパティシエ技術「ナッぺ・絞り」のプロ向け指導を始めました。

これはそこそこ好評でした。

日本で1番分かりやすいお菓子の解説者

プロ向けの解説に自信が付いてきて、解説対象者を「一般」まで拡げてみよう!と挑んだのが「スイーツ商品開発」でした。建築とかアパレル、発電事業とか「お菓子とは無縁でした」みたいな方々の希望をお聞きし、実際にスイーツを商品化する作業です。

これまでの基礎知識がある者同士のやり取りと違い「お菓子の世界の当たり前」が1ミリも通じない。「そんなのできるわけないじゃん!」みたいなことも平気で言われる。

それでも分かりやすく
・できない理由
・代替案の提示
を誰より分かりやすく丁寧に行う。これがお菓子解説者の仕事です。それをコンサルとも呼ぶそうです。

コンサル料+レッスン料=お給料相当額

△上記売上-経費(キッチン家賃類)=給料程度
コンサルはどうやら「製菓に関する諸々」を解説することのようで

「実現の難易度」=それは難しい・簡単です
「プロセス改善」=こうすれば失敗しない
「システム導入」=これ使うと便利です
製菓に詳しくない一般の方向けに分かりやすい解説ができれば報酬がもらえます。

先のプロ向けナッぺ絞り技術指導の料金は、いわゆる趣味の菓子教室と比べると単価高めです

●売上
・スイーツコンサル
・商品開発、試作代行
・レッスン、セミナー、研修の類

●経費
・東京二子玉川キッチン家賃
・水道光熱費
・マザーパティシエ、税理士さん報酬

●利益
・学校勤務時代のお給料相当

●メリット
・好きなことができる
・家族優先で時間の融通が利く
・スキルアップできる

こそだてと両立するため、めちゃくちゃ稼げる!とはいきませんが、自由度と収入のバランスは上等だと思います。

生産性を高め・実働4時間労働まで短縮

画像G

母業もあって「稼げる仕事に割く時間」は減ります。少しでも生産性の高い働き方を!とコロナ以前から「オンライン」の仕事方法を長く研究しています。

・ビデオ通話
・チャット

特に「チャット」を多用します。
・ビデオ通話より拘束度が低い
・隙間時間を活用できる
・こどもが騒いでいてもできる
・身だしなみが雑でもOK

いわゆる現場のパティシエ時代とは働き方が大きく変わりました。

パティシエフリーランス働き方・まとめ

家庭優先で仕事を続けたい女性パティシエは多いと思います。ただフリーランス希望とは限らないので、ここでのお話は参考程度で。ひとまず現場を続ける・一旦辞めて復職、どちらにせよ「ナッぺ絞り」ができたり、オリジナルレシピが作れる等、パティシエに有利な技術指導、講座をいつでも開講しております。

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◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

パティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)20年以上在籍している珍獣です。

つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるパティシエトレーナー。

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