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菓子製造技能士

洋菓子技能検定に必要な「間合い技術」とは?ぶっつけ本番が効かない理由

2021.1.17 2022.1.22 更新

▲【受験1年前】時点の受講者さん2級・課題2作品

2級洋菓子技能検定(菓子製造技能士の試験)で1番重要なのは「図面の指示」に従うこと。そこで間違いなく必要になるのは「間合いの技術」です。

ええっ?おいおい絞りの技術とかが絶対重要でしょ!と思われますよね。「自分は絞りが得意だし練習しなくて平気!」と考えていたら、それは非常に危険です。経験21年のパティシエトレーナーがお伝えします。

目次

2級技能は「間合いの技術」が問われる

▲試験1か月前・練習の様子

2級技能検定は「絞りのテクニック」がこれでもか!と盛り込まれた試験ですが、職場で毎日デコレーションしてます!といった経験値の高い方が受験しても、ことごとく不合格!なんて場面が多々あります。

これは、どういうことかと言うと「絞りの技術」だけでは合格できないという現実です。2級実技試験の合格率は全国平均3割程度と言われています。ではどうすれば合格できるのか?というと、もう1つ重要な技術があります。それが「間合いの技術」です。

間合いの技術とは?どうやって練習する?

間合いの技術とは何か?ご説明させていただくと、例えば(書道)で半紙にキレイに文字をおさめる時に必要な「空間認識能力」のイメージです。

画像のように「希望の光」と4文字毛筆で書いてみたものの、半紙が足りなくなったり、左右のどちらかに寄ってしまったりすることってありますよね。ちょうどいい感じに「バシッと収める」のを「間合いの技術」と呼んでいます。

つまり、毛筆の1文字、1文字が美しくても「間合いの技術」が不足していると、バランスが悪く、完成形は素敵に見えないという事態が起こり得るんです。

範囲が指定されると難しい

それでも4文字程度ならまだいい。例えば「謹賀新年」がキレイに書けました!という方も、文字数が400文字とかになったらどうでしょう?

それでもバランスを崩さず「バシッと収める」ことができるでしょうか?普段やらない極端な条件や指示を出されると途端にやりにくくなることは容易に想像できます。

大きさの相違・位置のズレが許されない

仮に文字数24、縦6文字・横4列となると、毛筆に慣れており字が上手であっても、間合いをキレイに取るには、ちょっとした練習は必要そうです。

2級の技能検定も、毛筆と全く同じです。どんなに仕事で毎日絞りをされているとしても、試験課題は「絞りがかなり不自然に」ギッチリ盛り込まれています。しかも完全な位置・個数指定です。一見簡単そうに見えても「バシッと収める」には練習が必須です。

2級いつから練習すればいい?

▲チョコがけ作業が難しかったりします

練習するにも、一般的なパティシエは12月が繁忙期(クリスマス)で、試験本番は1月~2月にあります。つまり試験直前は練習時間の確保が難しい。

当方で練習メニューのスケジュールを組む際は、夏場比較的ヒマな時期に8割方合格ですね!というラインまで持っていくようにします。

そうすれば、10月の試験申請時も「きっと大丈夫!」と自信を持って手続きできますし(ここで受験料を納めます)本番直前に残りの2割詰め調整だけ行えばOKです。

基本的に1年前から練習スタートと見積もっておくことをおススメします。皆さんお仕事で忙しい中、時間をやりくりして練習されるので、ゆとりを持つことは重要です。

2級・必勝スケジュール作成法

スケジュールの組み方の基本は「①事前に練習できるもの」「②直前に練習すべきもの」を分類することです。【事前】が主にショートングを使用した「間合いを取る練習」で、【直前】が実材料を使用した「通しの練習」です。

実材料での練習を直前にするのが望ましい理由
①材料費がもったいないから
②冬場の気温でないと意味がない
③支給材料のメーカーが非公開だから
あたりでしょうか。

夏場から張り切って実材料を使っても、材料費がかさみますし、室温が違うと作業性も変わり、実材料に慣れたところで、本番支給される実材料はメーカーが異なり勝手が違います。つまり実材料で沢山練習してもメリットはほとんどありません。

2級の効果的な練習取り組み・まとめ

アバンパソコン顔

洋菓子技能検定は、合格するための攻略法といいますか「試験のクセ」押さえる必要があります。特に「図面通り」であることが大切。例えば、位置や数など、図面の指示通りか否か「素人でも」明確に判断できる部分が1番重要です。

絞りの形の良し悪しとかは、素人には判断しにくいですよね。でも4つ絞る部分に、3つしか絞ってないミスは言われれば誰でも分かります。

実技試験では、そんなところが1番大切です(^^) ご検討をお祈りします!

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◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

ナッペや絞りでプロを極めてパティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)21年在籍している珍獣です。

つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるパティシエトレーナー。

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