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SNS映えスイーツを商品開発する際の3つのポイント

2017.06.06 2021.8.18 更新

SNS映えするスイーツを開発したい!そこで押さえたいポイントが3つあります。それはバグ(誤り)を人為的に作ること。①色のバグ ②量のバグ ③大きさのバグ、です。

この3つの法則に当てはめれば、美的センスに頼らず、作業はラクになるでしょう。経験21年のスイーツコンサルタントが「SNS映えスイーツ」についてご案内します。

目次

1.色のバグでSNS映え

▲バニラソフトは白色が定番ですが、、

SNS映えの基本はバグ(誤り)をワザと起こすことから始めるのがコツです。例えば、バニラソフトは通常「白」という先入観があるため、もし「真っ青」のバニラソフトがあったら珍しくて、ついつい写真に撮ってしまった!という感じです。

難易度は高いですが、こちらの「映え」は一押しです。挑戦できる方にはおススメします。↓ ↓

2.量のバグでSNS映え

▲もっと崩れるほど山盛りに積んでみたら、、

先ほどのバニラソフトをクルクル巻いて、上へ上へどんどん積んで20巻くらいしたのを、お客さんへお渡ししたら、それがもうSNS映えするスイーツになります。似た感じで ハワイアンパンケーキも、生クリームがてんこ盛りになっていてインパクトがあり、思わず写真を撮りたくなります。

つまり量がめちゃくちゃ多い!(器からこぼれてる!・こぼれそう!)とか、そんなに積んじゃダメでしょ!(真っ直ぐ上に積み上げ・ピラミッド型に積み上げ)といった「量のバグ」を起こせばいい。全くゼロから目新しいスイーツを考えなくても、既存商品からSNS映えスイーツは作れます。

3.大きさのバグでSNS映え

▲エクレアが 腕より長かったら、、!?

極端に大きい・小さい・長い・短いなど「サイズ感がおかしい」と、それもSNS映えするスイーツになります。そう考えると「映えさせる」ポイント・コツを踏まえれば、美的センスはあまり必要ないのかもしれません。

・色のバグ・量のバグ・大きさのバグを組み合わせたり「可愛さ」「おしゃれ感」をプラスすることもできます。また、時代の流れで「懐かしい・レトロ感」も人気があるようです。

例えば、大正ロマンや昭和レトロといったヴィンテージ感を味わう喫茶店の「メロンクリームソーダ」とか。(赤い缶詰のサクランボが1つ乗ってる)クラシックなやつが若い世代には逆に新鮮!とかはあり得ます。

ただ、個人的にSNS映えするスイーツは、常に「飽きられないよう」新作スイーツ開発合戦で(消費者と)いたちごっこになるのでおススメしません。SNS映えスイーツは「1度写真に撮って」投稿すれば用済みだからです。2度3度リピートしてもらえることは、まずありません。

つまり一時「売れる商品」になれても「売れ続ける商品」にはなれない。もしSNS映えスイーツに挑戦するのでしたら「定番商品(主力商品)」が売れるための「賑やかし」(コトバは悪いですが..)として継続的に新作を出し、主力商品を飾るのが理想的だと思います。

SNS映えスイーツの作り方・まとめ

アバンパソコン顔

「SNS映えスイーツ」には開発法則があって、そのキーワードは「バグ」でした。程よく意表を突くことで写真に撮りたくなるように仕向けるのがポイントです。

月に1製品程度(短いスパン)で新作を出し続ける必要があるため、開発にはあまり手間暇かけずに「バグ」を上手く使いこなすのが得策です。

LINEから「SNS映えスイーツ」とコメント送信いただき、具体的なご相談内容をお聞かせ願います。

登録だけですと、ご用件が分からないので、ぜひコメントをお願いします(^.^)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)21年在籍している珍獣です。菓子と現場の人づくりスイーツコンサルタント

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