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商品開発

初めてのスイーツネット販売 おすすめ洋菓子と開発方法

「スイーツをネットで販売して収益を上げたい!でも初めてで、どんな商品がいいかわからない」という方のために、通販で最低限クリアしなければならない3つのポイントをお伝えします。

後半はオリジナル素材・地域名産品・自社商品を使った商品開発のヒントと事例も。クッキー・ケーキ・ゼリーなどの洋菓子全般、和の要素を取り入れた洋菓子などにも対応しています。

2017.05.17 2021.02.15 更新

目次

スイーツ通販3つのクリアポイント

通販となると大きな課題は(物流)ですよね。全国に自社便をお持ちのケースは少ないので、多くは既存の輸送サービスをご利用いただくと思うのですが、その際 気を付けたいポイントが3つあります。これまで店内で提供していたメニュー、レシピは 通販対応に更新する必要があります。

①破損しにくい

▲手のひらサイズの羊羹

通販のスイーツで、まず破損しやすいものは不向きです。トラブルの原因になりますね。配送を委託してもお客さまの元まで美しい商品状態をキープできる必要があります。

そんな時、私はいつも羊羹をおススメしているんですが(破損しにくいですし)。羊羹って和菓子だし若い人は食べないんじゃないの?と心配されたりします。

そこは工夫次第でパッケージや形状、色、食感、味を変えれば、洋風スイーツ風にもアレンジできますのでご安心下さい。

②常温で物流できる

▲生ケーキと呼ばれる種類のスイーツ

生ケーキと呼ばれる、いわゆる洋菓子屋さんの冷蔵ケースに入っている商品は、①常温可能な状態にレシピを改めるか、②冷凍配送にする方法、があります。

在庫保管用の大きな冷凍庫がある場合を除き、レシピを改めて常温保管可能な商品に変えてしまった方が、後の管理はラクになります。

送料も冷凍便より安くできますね。

③賞味期限が長い

賞味期限が短い商品を開発してしまうと、①期限切れによるロスが多くなる、②製造計画(ストック)が忙しくなる、③離島など遠方への送付が難しくなるため、できるだけ長持ちする商品の方が管理がラクになります。

賞味期限が短い商品の場合は受注生産にするなど工夫が必要です。

オリジナル素材を使った商品開発事例

▲ご依頼者さま試食・協議中

オリジナルのプロテインを自社でお持ちの事業主さまからのご依頼がありました。アスリートをサポートするために、①試合の合間に手軽にプロテイン摂取できる②小袋でカバンに忍ばせておける③常温保管可能、な商品をご希望でした。

1回目の試作でプロテイン量を決め、2回目試作で食感(かたさ)を決めて完了。このように商品ゴールが明確であれば開発期間も短く済みます。

ジュニアでも安心して飲めるオリジナルプロテインにご興味のある方はご連絡下さい。

多種多様なお菓子を小ロットで商品開発するのが難しい理由(他で見つからないワケ)

▲通販チーズケーキ開発の過程

一般的な商品開発案件というのは、元々「おまんじゅう」を作っている製造所に「○○味のおまんじゅう」の開発を依頼するとか、

元々「バウムクーヘン」を専門に製造している工場に「〇〇味のバウムクーヘン」の開発を依頼する、といった感じで、品目限定で受け付けています。

ですので(全般何でもできます)という商品開発チームは極めて珍しいです。その最大の理由が、知識や技術の守備範囲が広すぎるからです。

洋菓子全般何でもご提案するには、当然ながら洋菓子全般の知識と技術を持ち合わせておく必要があります。

しかしながらパティシエの離職率は非常に高く、1年で7割、3年で9割が辞めてしまうというデータがあります。広く知識や技術を持って商品開発できる人材がほとんどいないのです。

仮にいたとしても、それは大きな企業に所属する開発チームだったりします。※他社の開発はしませんよね、、

商品開発する際に明確に(おまんじゅう)を開発したい!(バウムクーヘン)を開発したい!と商品が決まっている場合は、その限りではありませんが、

はじめての商品開発で(何を作ればいいんだろう?)とお悩みの場合は、とりあえず広く全般から条件をお聞きして品目を絞っていくのが最良だと思います。

スイーツネット販売まとめ

アバンパソコン顔

これまで店舗でデザートやスイーツを提供してきた事業形態であっても、通販となると少し勝手は変わります。そのままのレシピで物流にのせるのは、破損リスクが大きく危険です。

しっかり通販対応のレシピを持つ方が「急がば回れ」安全確実でかえって得策です。御社でキッチンスペースや、現場のパティシエさんがすでにいらっしゃる場合は、極めて話も早いです。

当方の商品開発は洋菓子屋さんの店頭に並んでいるものどれでも1個~小ロットで開発可能。現場への落とし込みまで行います。

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登録だけですと、どのプレゼントか分からないので、ぜひ合言葉をお願いします(^.^)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

商品開発と併せて、ナッペや絞りでプロを極めてパティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)21年在籍している珍獣です。

つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるパティシエトレーナー。製菓に関する知見をお話しています。

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