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パティシエが経験を活かし自由にフリーランスで働く方法 ③商品開発編
パティシエの経験を活かし「フリーランス」で自由に働きたい！具体的な方法は「ご自身の強み」を見つけることで明確になるのですが（適性が分からないとアドバイスが難しい）
ご参考までに私の例を挙げます。１つ「レッスン教室運営」２つ「製造販売」に加え、ここでは３つ目の「商品開発」について経験２０年超えのスイーツコンサルタントが分かりやすくまとめてご案内します。
目次
オリジナルレシピを作るのが得意
△スイーツ商品開発で頂戴したご相談コメント
１つオリジナルレシピについて整理すると
・お菓子が作れることと
・レシピが作れること、は全く別の技術です。
歌が歌えるのと、楽曲を提供することは「歌手」「シンガーソングライター」という別名称の職業であるのと同じです。
つまりスイーツ商品開発案件を受注するのに「レシピ構築の専門家」になる（もしくはできる人と組む）必要があります。
時流を先取りした開発案件の多くが「○○」を使ったスイーツ商品開発でお願い！とテーマが決まっています。○○部分には「昆虫粉末」「カロリーゼロのデンプン」「特殊な農作物」など、パティシエに馴染みの薄い素材も沢山あります。
レシピを少しアレンジできるレベルでは対応できないケースが多いんですね。ただチャレンジしたい気持ちが強い方には非常にやりがいある仕事だと思います。
想像力がある方だ
△ダイエット向きスイーツ商品の開発
・ご依頼者さん
・自分
・お客さん
商品開発は当然「ご依頼者さん」＆パティシエである自分＆将来的には商品化したスイーツを購入する「お客さん」の最低でも３者間のやり取りが発生します。他にも
・農作物の生産者（農家さん）
・パッケージ会社の担当さん
・ＯＥＭ先の代表者さん
などの都合や利害関係も考察して商品の提案を行います。皆が喜ぶよう想像力を働かせるのが楽しい！という方にスイーツの商品開発は向いています。
分かりやすく説明するのが好き
△役場や行政関係者とお話することも
パティシエ現場で働いていた頃は、周囲にパティシエや製菓関連の方ばかりだったと思います。ただフリーランスで独立すると、普段「お菓子の畑」にいない人ともお話できる必要があります。
難しい製菓用語を分かりやすく説明したり、同じことを何度聞かれても苦にならない性格であれば向いています。
プロフィール資料（実績・経験をまとめたデータ）を求められるケースも多いのでパソコンが使える（資料作成が得意な人と組む）と便利です。
パティシエフリーランス働き方・まとめ
私の場合は「こそだて」により自由な働き方を求めてフリーランスを選択した経緯があります。たまたま「まとめるのが好き」「説明が好き」「分かりやすくするのが得意」で、お菓子を解説する人として「スイーツコンサルタント」の名称で活動しています。
誰でも得意分野はいくつかあるので「得意」×「お菓子」でフリーランスのパティシエとして独立できるはずです。ＬＩＮＥからご相談内容をお聞かせ願います。
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◆月江 瑞穂（つきえ みずほ）と申します。
商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。１０年続ける人が、わずか１％しかいない菓子業界に（こそだてしながら）２３年在籍している珍獣です。菓子と現場の人づくりスイーツコンサルタント。
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