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プロ向け フリル絞り ①1枚ずつ ②ループ&ヒダ寄せ

▲アニバーサリーさんの書籍・会員さん私物から引用
2016.12.20 2020.10.08 更新
フリル絞り2種類をご紹介します。使うのはどちらも「バラ口金」です。①1枚ずつ独立した花びら状フリルと、②カーテンのように連続した側面用フリル。プロパティシエの練習用に経験21年のパティシエトレーナーがお伝えします。
目次
- ○ 1枚1枚のフリル・花びら絞り
- ・カーテンのような連続したフリル
- ○ 口金の構造を知れば フリル絞りは簡単
- ・動画視聴後の変化(after)
- ・お手本をマネて絞れるようになります
- ・練習風景
- ・2級技能検定課題にも!フリル絞り
- ○ フリル絞り・まとめ
1枚1枚のフリル・花びら絞り
▶cotta-コッタ 覚えておきたい!バラ口金でフリル絞りYouTubeから引用
カーテンのような連続したフリル
▶【cuoca】デコレーション/フリル絞りYouTubeから引用
ループを描くのが難しいため、あらかじめセルクルをあてて補助線を入れておく、あるいはループのスタートとゴールに点を打っておくと格段に絞りやすくなります。
口金の構造を知れば フリル絞りは簡単
▲画像はフリルに若干ガタツキが見られますが、、
▲動画視聴後、会員さんのフリル絞りが安定!
その秘密は、口金の向きを正確に把握されたから。実は、口金には向きが「ある・なし」の2種類が存在します。星口金・丸口金は「向きがない」、バラ口金・サントノーレ口金は「向きがある」に分類されます。
つまり、向きあり口金は「向きを間違える」と思った形になりません。それを動画で解説していたのです。
動画視聴後の変化(after)
▲LINE(オンラインレッスン)のやり取り
口金には向きがあって、口金の動かし方でフリルの形が変わる、と認識できると「思った形」でフリルが絞り出せるようになります。
お手本をマネて絞れるようになります
書籍や画像をお手本にして練習を進めてみて下さい。「このフリルはどうやって絞るのかな?」を口金の向き・絞り袋の角度・クリームを出すタイミング、止めるタイミングといった項目で1つ1つ確認しながら再現します。
練習風景
▲人気のドールケーキを練習中
発泡スチロール台とボールを組み合わせたところに、クリームを絞りだして形状を確認します。
1枚1枚フリルを絞り出すイメージで、「下段から上段に」重ねます。このままウエスト部分まで絞り、上体をセットすればドールケーキの完成ですね。練習用クリームで納得のいくまで何度でも繰り返してみましょう。
2級技能検定課題にも!フリル絞り
▲画像上部:ピンクの縁取り・フリル絞り
絞り袋へ2色のクリームを詰めた状態で、フリルを絞ります。花びら枚数も指定です。技能検定は「実力証明の資格」として人気です。ご興味のある方は下の記事をご確認下さい。
▶2022年洋菓子技能検定に向けての準備と練習(タップすると開きます)
フリル絞り・まとめ
「バラ口金」を用いることで、華やかなフリルを絞ることができます。2級技能検定(国家資格)課題にも出てくる、パティシエならぜひ押さえておきたい絞りです。
もしLINEで「フリル絞り練習画像」を送信いただければ「個別アドバイス」をプレゼント致します。
登録だけですと、どのプレゼントか分からないので、ぜひ画像かコメントをお願いします(^.^)
◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。
ナッペや絞りでプロを極めてパティシエを続ける方を応援しています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)21年在籍している珍獣です。
つきえ経歴(←タップしてご覧下さい)パティシエを続ける方の練習指導・コンディションを整えるパティシエトレーナー。
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