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無駄なく【試作1回】を最大利用できる「3パターン比較法」のメリット

2017.06.15 2020.09.16 2021.11.27
2023.1.20 更新

菓子開発の【試作代行】で「試作1回」の価値は「どこに頼んでも同じ」だと思っていませんか? 実は内容はピンキリです…例えば「ゴルフ」で上級者ほど打数が少ないのと同様、試作のプロは最短試作数で結果を出します。

加えて「3パターン比較法」を用いているか?が重要ポイント。経験20年超えのスイーツ技術コンサルタントがお伝えします。

目次

費用の安さで選ぶのは危険!

お知り合いに「お友達価格」で頼める、など「試作1回」の金額の安さで依頼先を検討していませんか。仮に一番安価な所に頼むとどうなるでしょう?

はじめは「得した!」と思っていても
・試作回数が重なる(費用がかさむ)
・時間がかかる(なかなか進まない)
・可食部しか完成しない(物流できない)
・商品化できずに終了

お菓子が作れることと「商品化」できることは全く別です。「商品化率」の高いプロへの依頼は費用もかかります。以下、当方での作業内容をご覧いただくことで「費用相場」がご想像いただけると思います。

試作代行・レシピ構築はこんなことをします

「当方での試作1回」実施サービス内容
①面談(何を実現したいか?聞き取り)
②進行管理(日々の進捗やり取り)
③レシピ構築処方(専門家の商品レシピ処方)
④キッチンスペース確保
⑤試作代行作業(ご試食品の製造3種類)
⑥レシピデータ納品(3パターン)
⑦材料分析、選定、調達(材料の目利き)
⑧材料購入(市場に出回らないものも)
⑨送料、雑費(包材など)

試作1回で最低これだけの作業が要り、レシピ構築の専門家、スイーツ解説者がそれぞれ動きます。どの項目も高い商品化率を維持するには必要な作業です。

試作1回で3パターンがセオリー

「試作1回」の定義を当方では「3パターン比較法」としています。試作1回で【3つのレシピ+その製品】(ご試食品3種類)が完成する方法です。

一般的には「試作1回」でレシピ1つのイメージかもしれません。

ただ1品だけ試食しても、よほどの味覚の持ち主でない限り「これより30%甘味を(減)・食感を5%硬く」のように的確に課題点を言語化できないはずです。

そこで比較対象を作ると格段に進めやすくなります。仮に「マフィン」で砂糖の量を変え3パターンお作りします。
・多い(A)・少ない(B)・普通(C)

すると…3つ(A・B・C)を食べ比べつつ、Bに人気が集まった、Aは却下..少ないと普通の間が良いよね!など議論しながら最適解を探ることが可能になります。

複数のスイーツ商品を作りたい時は

まずは「主力商品」を構築するのが先決。その上でさらに商品の種類を増やしたい場合、叩き台レシピ(初回試作)が完成後には味の種類を増やすことができます。

また、指定素材を目利きした上で「おすすめ3種のスイーツ」として専門家におまかせで3つのスイーツレシピを構築することも可能です。

1試作10万円~が安心基準です

当方の「試作1回」は3パターンご試食品をお作りして10万円+税~でお受けしております。これは「同等の技術レベルの開発者に依頼」する相場の1/3程度の価格です。

相場より安価な理由は、動画内でご紹介している子育て中の優秀な女性パティシエが無駄なくフリーランスでチームを組んでいるからです。


△全国のママさんを味方にするスイーツを(2:30)

試作の3パターン比較法・まとめ

単に「美味しい!」ではなく、商品化に向けた的確な試食分析はなかなか難しいもの。ご試食品を3パターン比較できれば、しっかりと検討することが可能です。

また試作を重ねるごとに蓄積される分析結果のデータは御社の財産となり、今後さらなる新商品開発時の取扱説明書にもなります。

スイーツ開発を検討される方はLINEからご相談内容をお聞かせ願います。(月江直通で自動情報配信ではございません)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)23年在籍している珍獣です。スイーツ技術コンサルタントとして活動中。

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