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フリーランスパティシエ・こそだてしながらお菓子の仕事を続ける方法

2018.2.18 2020.6.5 2023.2.4 更新

フリーランスのパティシエとは?こそだてとお菓子の仕事を両立したい。家族を優先しつつ仕事も上手に続ける方法を常に模索しています。

こどもが0歳の頃に独立し2023年の現在、息子は7歳になりました。これまでの経緯と成功・失敗した点を経験20年超えのスイーツ技術コンサルタントがまとめてお伝えします。どなたかの参考になれば幸いです。

目次

フリーランスパティシエ業務内容は?

△栃木で試食させてもらった時の様子
私は現在、会社(お店)やどこかの組織に属さず、自分の経験や技能を提供する個人事業主です。いわゆるフリーランスな働き方だと思います。

普段の具体的な業務は
・スイーツ商品開発(試作代行・レシピ提供)
・技術セミナー、店舗研修、各種講座
・マンツーマン技術指導(ナッぺ絞り、技能検定)

大まかにはお菓子を「作る」作業ではなく、技術や知識を「伝える」業務が中心です。口頭や文章でのやり取りメインで「コックコート」を着る機会は減り、パソコン前に座っている時間が多いです。

収入はどれくらい?

△家賃など経費が引かれます
スタート時は手探り状態で無収入の上、キッチン家賃や税理士さんへの依頼料、借金500万の返済など、出ていく方がよっぽど多かったです。

ただ事業をスタートしてから7年目(こどもの年齢と同じで覚えやすい)ようやく現場のパティシエさんと同程度のお金は手元に残るようになりました。

労働時間で比較すれば割は良い状態です。現場にいた頃は早朝~夜遅くまで働きましたが、今は小学生が帰宅するまでの日中のみ仕事させてもらっています。

40分のコンサルティング(スイーツに関する知見をお話する)で1~2万円程度いただけるイメージです。

こそだてとの両立はどうやるの??

現場のパティシエ時代から、将来「こそだて」しながら仕事を続けるのは無理だと感じていました。ケーキは家族イベント時に需要があるので(クリスマス、子供の日、母の日など)

自分に家族ができても仕事をする以上、家族と過ごせなくなる。ただ何とかお菓子関連の仕事をこそだてしながらしたい!と独立しました。

業務スタイルで1番工夫が必要だった点は「こそだて」に大きく時間を割くため、仕事の時間が「ほんの僅か」しか取れないこと。

そこで少ない時間で、自身の特技を活かし、最大限お客さまに喜んでもらうには?と考え現在のスタイルに至ります。

業務の多くは「オンライン」でメール、LINEチャット、ビデオ面談などを多用しています。こどもを連れチームで仕事するケースもあります。(MOTHER SWEETSのブランド名で活動中)

フリーランスパティシエとは・まとめ

フリーランスパティシエは「フリー」の名通りご自身の特技を提供して自由な発想でお仕事が可能です。こそだてしながら製菓の仕事を続ける1つの方法かもしれません。

私はこどもも大きくなり、ここから「アクセル全開」で頑張っていきたいと思います。妊娠中やこどもが小さい頃はユルユルと続けられるのもフリーの魅力です。

LINEからご相談内容をお聞かせ願います。(月江直通で自動情報配信ではございません)

◆月江 瑞穂(つきえ みずほ)と申します。

商品開発をしたり、製菓業界の知見をお話したり、パティシエに技術指導をしたりしています。10年続ける人が、わずか1%しかいない菓子業界に(こそだてしながら)23年在籍している珍獣です。スイーツ技術コンサルタントとして活動中。

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